【教養】納得!アドラー心理学で子どもが育つ理由

教養

こんにちは。井上りかです。

「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」「まんがで身につくアドラー」「もしアドラーが上司だったら」「勇気づけの方法」など、かれこれ5、6年くらい前からでしょうか。アドラー心理学がブームですよね。
人間関係の悩みを解消できる思考・考え方、行動としてアドラー心理学が実践しやすく効果的という評判が多かった、と記憶しています。多くのママやパパも書籍やインターネットで勉強されて、日常に取り入れられていると思います。

ところで、あなたはアドラー心理学に興味がありますか?

  • はい、関連本は結構読んでいます!
  • ネットで記事を読んだくらいです。
  • 名前だけ知ってるけど、詳しくは知らないです。
  • すでに実践済みです!

アドラー心理学を知った当時の私は、言っていることは他の本と同じなんでしょ?みんな何でそんなに騒いでいるんだか、、、とさほど興味も持ちませんでした。

ところが、先日、5歳の息子にあるひと言を言われて、アドラー心理学の”叱らない子育て”というキーワードが(どういうものか全くわからない状況で、、、)頭をよぎりました。

さて、”子育てにこそアドラー心理学が効果的”といわれていますね。

  • そもそも、アドラー心理学って何でしょうか?
  • なぜ、”子育てにこそアドラー心理学が効果的”なのかご存知ですか?
  • ”怒らない””叱らない”子育てで子どもたちは本当に成長できるのでしょうか?

たくさんの書籍やノウハウもありますが、アドラー心理学も他の心理学と同様に、原理原則をちゃんと理解することが実践の前提となります。正しい理解のもとに実践しないと、当然ですが、効果は期待できません。

そこで、私のようなアドラー心理学の初学者が、アドラー心理学を活用して子育てに結果を出すために、しっかり理解を深めて何をどう実践すべきかを考えてみました。
初めての方にはぜひご参考に、復習のママやパパには、新たな理解の切り口として最後までお読みいただけたら嬉しいです。

今回の記事を最後まで読んでいただけたら、
・ママ、パパも心豊かに日常を送れるようになります!
・お子さんが心健やかに育ち、自分で人生を豊かに切り拓いていけるようになります!
・ママやパパが困ったときの冷静な対応が分かります!

<目次> 1.アドラー心理学は”孤独”な心理学? 2.アドラー心理学は子どもの自立を促す 3.どんな時にも使える!困った時は事実の整理 ◆まとめ

 

1.アドラー心理学は”孤独”な心理学?

え!?人間関係が楽になる心理学だと思っていたのに”孤独”?

大丈夫、アドラー心理学は”孤独”にならないための心理学です。

アドラー心理学をしっかり理解するために「貢献」「目的論」「勇気づけ」の4つのキーワードを頭に入れておきましょう。

アドラー心理学アルフレッド・アドラー氏/オーストリア人/1870〜1947)とは、個人はそれ以上に分割できない、という考え方が素となっている「個人心理学」と呼ばれているものです。

人は”孤独”。だから、生きていくためには他者への共感、貢献が必要。

アドラー心理学の前提は、人は”孤独”で他者(家族も含めて)=”敵”(自分とは異なる思考・考え、行動をするもの)という認識を持っているというものです。

どういうことかというと、、、

自分の親(あるいは子)であっても、自分とは感覚や思考・考え方、それらに伴う行動は違います。このように”全く同じ人はいない”という意味で”孤独”と言われています。ところが、完全に”孤独”であると人は生きていかれません。

赤ちゃんが泣けば、ママやパパはミルクをあげます。ママが病気のときはパパや子どもたちが代わりにご飯を作ります。子どもたちが社会性を身につけるために先生は知識や道徳を教えます。仕事がわからない後輩には仕事を教えます。上司や同僚の仕事が逼迫しているときはアシストします。

私たちは、子どものときは心身の成長のために、大人になったら家族を守り豊かにするために、”孤独”である個人が他者を”仲間”として共感したり貢献し合って生きています。

人は原因(過去の経験)の結果としてではなく、未来でこうなりたいという目的から行動している。

コミュニケーション上で起こった問題を解決するためには、”過去(原因)”ではなく”未来(目的)”に対する『どうして?』を問います。これはアドラー心理学の”過去は変えられない、でも、未来は変えられる”という考え方が元になっているためです。

なお、人間のあらゆる行動の根底にある目的は「周りの人たちと、いつでも仲間でいる、大切に扱ってもらっている」という“所属”している感じをもつことです。

もしかしたら、あなたも、新しい職場や環境に馴染めないうちは”所属”の目的を感じやすいのではないでしょうか?

人は自分の存在や行動に価値があると思えることで勇気づけられ、課題に挑んでいくことができる。

子どもたちが大人になって自ら世界によりよい未来を切り拓いていくためには、自分の能力に価値があると信じて、立ちはだかる課題に果敢に挑んでいく勇気が必要となります。

そのためにも、普段から「ここは自分の居場所なんだ」「自分はたくさんの生きる力をもっているんだ」「自分は人の役に立つことができるんだ」と自分には価値があると思える環境とママやパパの援助が必要です。

こういった勇気づけは「他者に貢献する喜び」を育むそうです。「他者に貢献する喜び」を知っている子どもたちは、大人になってからも誰かの役に立つことを自然と考え行動できるようになります。

2.アドラー心理学は子供の自立を促す

あなたはアドラー心理学を実践してお子さんにどのように育ってほしいですか?

  • コミュニケーション能力をつけて誰にでも公平で優しい大人になってほしい
  • 対人関係のストレスなくしなやかに社会で活躍してほしい
  • 自分の考えや信念を持ってしっかり自立してほしい

今の子どもたちの生きる未来がどんなところか想像できないながらも「周囲と調和しながら自分の個性を存分に発揮して幸福に生きていってほしい」ですよね。

そのために目指すべき【精神的健康の3条件】があります。

【精神的健康の3条件】
1.自己受容 ありのままの自分を認める
2.他者信頼 周囲の他者を信頼する
3.他者貢献 自己犠牲なく、他者に貢献する

さて、子育てでアドラー心理学が人気になっている理由として「子どもの自立を促す」ことが挙げられます。そして、”自立”を促すのは『他者に貢献する喜び』だそうです。ただ貢献するだけではなく、喜びを知ることが大切なのです。

では『他者に貢献する喜び』を知るには?

とにかく貢献の経験を積むことです。

ただ、どうすれば我が子が貢献することを覚えるのだろう、ということになりますよね!まずは、ママやパパがお子さんを誘って身近な人に貢献するのです。ママやパパを、おばあちゃんやおじいちゃんを助けるのです。助けてもらったときは、必ずお礼を言いましょう。

「ありがとう!」

「助かったよー」

お醤油を取ってくれた、テーブルを拭いてくれた、お皿を下げてくれた、洗濯物を畳んでくれた、、、ごく日常の些細なことで良いです。必ずお礼を言いましょう。

こうやって、目の前の人(他者)の役に立つことを考え行動することを繰り返すことで社会性が育つと言われています。

4、5歳くらいの多くの子どもたちはお手伝いが得意です。危険がなく慣れている作業であれば、お子さんにお任せしてみましょう。そして、助けてもらったお礼を必ず言いましょう!

ちなみに、どうして助けてくれたのかを聞いてみても良いです。

「すごく助かった、ありがとう!すごくカッコよかったよ!どうして助けようと思ったの?」

お子さんが口に出して理由を説明しているうちに「自分は人の役に立つことができるんだ」と勇気づけられて、自ら進んで役立つことをしようと考えるようになります。

3.どんな時にも使える!困った時は事実の整理

『〇〇(息子の名前)が悪い子なんだ。だから、おかあさん〇〇のことお外にぶん投げて!』

私が5歳の息子に怒ってしまった時に息子が目に大粒の涙をためて言ったひと言です。
えーっ?!そんな言い回しどこで覚えてきたの?私が何か言ってしまったの?!

すごいショックでした。
寂しくて甘えたい気持ちの現れですし、そう言って親を怖がらせてコントロールしようとしている、とも冷静に思えたのですが、正直どう返すべきか対応に困りました。

『そんなふうに思っちゃったんだね、、、おかあさんの大切な〇〇をお外には捨てられないよ。』

と返すのが関の山、、、思わず困ったなという表情が出てしまいました。

それから、2回ほど同じように息子に言われましたが、落ち着いて言いました。

『そんな風に言ってどうしたかったの(目的)?〇〇(息子の名前)は悪い子ではないよ。▼▼したのは良いことだったかな?それに〇〇をお外には捨てないよ。』

あれから数週間経ちましたが、今のところ同じようなことは言われていません。もし言われても、同じように対応するだけです。

ポイントは、①子どもを対等な存在として見ること、②子どもの発言を事実とそうでないものとに分けてお互いに確認することです。

アドラー心理学では、叱ることも、ほめることも「上位者が下位者に評価を与えること」と考えます。冷静に考えると私たち大人でも、上から目線や、逆に謙りすぎで来られたりすると腹が立ちますよね。これは、相手が他者である自分を”敵”と見なした、と感じるためです。

(友人にしないような言動は子どもにもしない、というと想像しやすいですよね。)

◆まとめ

いかがでしたか?

私自身は勉強を通して「子供の自立を促す」アドラー心理学の子育てをもっと早く取り入れられたらむやみに息子を起こることが無かったかもしれない、と思いました。

ところで、子育ての成果(アウトプット)を得るのはいったい『誰』でしょうか?

そう、ママやパパ、、、

ではないと私は考えています。

子育ての成果を得るのは子どもたちです。

今、実践されている子育ての本当の成果は、子どもたちがさらにその子どもたちを育てるときに得られるのだと思うのです。

私も子育てをしていて、私自身が小さかった頃の心の傷に向き合わざるを得ない状況になりました。こうして大人になってだいぶ経ってから解決したことがあります。

『〇〇(息子の名前)が悪い子なんだ。だから、おかあさん〇〇のことお外に捨てて!』

息子の発言はただの一例です。

子どもたちも、私たち親と同様にあの手この手の表現で親を思いのままコントロールしたいと言う意図を持って言葉をぶつけてきます。でも、どんな言い回しでも、その背景にはある共通した子どもの気持ちや願望があります。
それは、

『ママやパパに自分をちゃんと見ていてほしい!』

です。

癇癪やわがままをいう息子にこういう気持ちが垣間見えると、こちらも怒りながらも愛おしいなぁと思ってしまいます。でも、そういうときこそ①子どもを対等な存在として見ること、②子どもの発言を事実とそうでないものとに分けてお互いに確認することを実践していきましょう!

子どもの自立を促すために、『他者に貢献する喜び』をどんどん経験させましょう!

皆さまとご家族の皆さまがますます光り輝きますように。

ありがとうございました。

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