こんにちは。井上りかです。
わが家は共働きで子育てをしていますが、あなたのご家庭はいかがですか?
あなたはお仕事をされながら子育てしていますか?それとも、家事と子育てで毎日お忙しくされているのでしょうか?
どんな環境、状況におかれていても、子どものいる人生って、良くも悪くも毎日いろんなことがありますね。
そんな中でも、子どもたちがこの社会でしっかり生きていけるように私たちはわが子が持てる光を見つけ輝かせていくというお役目をいただいています。
子育てって想像を超えて大変ですよね。
なぜなら、子育ては仕事や家事と違って辞めることができないからですよね。
- 言うことを聞かない
- 物を投げたり叩いたり、ママやパパを叩いたり蹴ったり暴力的になる
- やたらと自分を蔑む発言をする
- できないとすぐに投げ出す
- 反抗的な言動が多い
- おもしろくないと乱暴な言葉を遣う
私たち親は子どものあらゆる葛藤に、
時には心を鬼にして言動を正し
時には親が手本となって道を示し
時には口や手を出したい気持ちをグッとこらえて見守り
その子の人生にプラスの影響があると信じることをしてあげる。子どもの葛藤のたびに私たち親も悩みます。
そう、悩んでいないママとパパはいないのではないでしょうか。
と、前置きが長くなりましたが、、、
今回、私がお伝えしたいのは、
子育ての悩みのほとんどは
ママとパパが心を合わせることで
解決できる
ということです。
この記事を最後まで読んでいただけたら、
子育ての悩みに共通する根本を理解できて、あなたがどんなアクションをとるべきかが分かります。
子育ての悩みのベースはママとパパのコミュニケーション不足
日本の子育てというと、まだまだママへの負担が多い傾向があります。
戦後の高度経済成長は日本に金銭的、物質的豊かさこそが人間の幸福という思想を根付かせました。
パパは朝から夜まで仕事をして一家のためにお金を稼ぎ、ママは家庭を守り子どもを育てる、たしかにそのようにして日本は豊かになりました。
その強烈な洗脳は”おとうさんは稼いでくる人、おかあさんは子育てする人”=幸せな家庭像であるという認識を定着させました。
そして、私たちは”お金を稼ぐ方が偉い”という無意識を植えつけられました。
毎晩帰りの遅いパパと、子どもの寝かしつけまでで体力を使い切ってしまうママ。
生活が豊かになっていく一方で子育ての悩みが減ることはありません。
それはなぜか、、、
ママとパパの慢性的なコミュニケーション不足がベースにあるからです。
ワーキングマザーの現状
日常的にコミュニケーションをなかなか取れなくて、多くのパパはママがどんな状況で仕事と子育てをしているのかを十分に理解できていないのではないかと思います。
そして、職場復帰をしたママは自分が想像していた以上に子育てしながら仕事をするのが大変だと感じているのではないでしょうか。
- 家にいる時間の長いママに家事育児の負担が偏っている
- 睡眠時間以外に自分の時間が取れない
- 子どもの体調不良による早退や休みで会議のドタキャンが続くと気まずい
- 突然の休みで仕事をカバーしなければいけない同僚の怒りや不満が向けられてしまう
- 自分が体調を崩してもゆっくり静養できない
仕事、家事、育児、どれをとっても中途半端にしかこなせない、やりきった感がなかなか得られない、ただそこにいることで精いっぱいな状況なのです。
ママの悩み
何をしていても達成感が得られないどころか、中途半端にしかできていなくて、自己嫌悪に陥ってしまうことばかり、、、
そんなママたちは、不本意ながらイライラしてしまうことが多いのでは、と思います。
- 子どもが言うことを聞かない
- 育児でも仕事でも自分の思うように物事が進まない
- 子どもや自分自身が肝心なときに体調を崩して仕事に悪影響
- 子どもがグズって家事か進まず、自分の時間がどんどん削られる
- 定時までに仕事が終わらなくて焦る
- 子どもの支度が遅くて、怒りたくないのに朝からガミガミ
ほかにもいろいろあります。
やりきれない気持ちで毎日を過ごし、疲れが取れるほど十分な睡眠も得られない状況で家事もしなければならない、、、
子どもと過ごせる貴重な時間はニコニコ笑顔でいたいのに、すぐイライラしてしまう
何のために共働きをしているのかを再認識する
共働きのメリット/デメリット
メリット | デメリット | |
お金 |
夫婦の老後に向けて蓄えを増やせる。(年金、退職金、年金基金など) 子どもの教育費にゆとりが持てて、選択肢が増やせる。 病気やケガでどちらかが働けない期間があっても、収入を確保できる。 |
夫婦の買い物や家族の趣味にお金を使うようになり、結果的に出費が増える。 「節約」意識を忘れて無駄に買い物や外食をしてしまい、貯金が意外に増えない。 |
時間 |
子どもと過ごせる時間が限られるので、子どもとの時間を大切にしようと心から思える。 |
出退勤と仕事をする時間で子どもとの時間が取れない。 |
ストレス | 子どもと離れている時間の分、育児ストレスが少ない。気持ちにゆとりができて、ちょっとしたワガママも大目に見てあげられる。 |
仕事でのストレスを抱えてしまう。家事、育児しているときも、仕事のことで頭がいっぱいになっている。 ゆっくりと骨休めができる時間が取れない。 |
夫婦関係 |
仕事を通じて社会と関わることでママがイキイキとして楽しそう。 収入を得られることが自信のひとつになる。 ママがキレイを意識してキラキラしている。 |
夫婦の絆が弱まった。
ふたりの時間がほとんど取れず、パートナーの状況や気持ちを知る会話が減った。 子育ての悩みをなかなかシェアできない。 |
共働き子育てはママとパパのコミュニケーションで乗り越える
- 洗濯物はためない。
- 水周りの掃除は気づいたときにする。
- 家事の手抜きは大目に見る。
- 多少夜遅くなっても子どもが求めれば絵本を読む、スキンシップをする。
- 子どもがグズるときは、イライラする前にハグする。
- 「子どもや家族は幸せになるか?」を判断基準にする。
- パートナーには言わなくても分かることでも口に出す。
- 週1回は料理を休んで外食する。
などなど、あなたもパートナーと基準を申し合わせたり赦し合って、子育てをされていますよね。
ママとパパが子どもと過ごせる貴重な時間をニコニコ笑顔でいられるように、お互いの状況や気持ちに共感し、いつも心をともにする意識を持つことがとても大切だと思います。
協力的に子育てをがんばっているパパも多い!
よく知られているように、先進国の中でも日本はパパが育児や家事に費やす時間が短いです。
小さい子どもがいるパパは年齢的に働き盛りだったりして、手伝いたいと思っているにもかかわらず、叶わない状況にあるのも事実です。
そんな限られた時間の中で、協力的に子育てに関わってくれているパパがいることも忘れないようにしたいですね。
パパが朝早く出勤&夕方早くに仕事を切り上げて保育園の迎えに行っています。
パパか週1〜2回は保育園の送り迎えをしています。さらに、平日の朝食と週末の夕食はパパが担当しています!
毎日、パパは帰宅後に洗濯物を干して、翌朝、乾いた洗濯物をたたんでから出勤しています。
ママがお皿洗いしている間に、パパが洗濯干しと子どもをお風呂に入れています。
朝、ママが洗濯や夕食の準備をするのに並行して、パパが子どもにご飯を食べさせて歯みがきと着替えをさせています。
毎晩遅く帰ってきて寝不足のパパの多くは、家にいる時間が短いながらもママのことを助けてくれていらのではないでしょうか。
多少ママより不器用かもしれませんが、子どもは一生懸命お世話をしてくれるパパをきっと大好きだと思います。
まとめ
いかがでしたか?
パパは、職場復帰したママが仕事でどんな葛藤しているのかを、それだけでなくパパが家にいない間にどれだけの育児&家事をこなしているのかを理解する努力ができたらステキですね。
ママも、パパが職場でどんな立場でどういった苦労をしているのか、家にいるときにどんな風に育児に関わってくれているのかに目を向けてあげるのはいかがでしょうか。
私たち親が子どもたちの光を輝かせるために何ができるのか、ママとパパが同じ未来を目指していくということが、本当に大切だと私は思います。
これはなにも共働きに限ったことではないですね。
夫婦がすれ違うことがあれば、
お互いのためではない、すべてはわが子の光を輝かせるため
という子育ての本質に気づくスイッチを持つといいと思います。
わが家は共働きでおとうさんは毎晩帰りが遅いです。
毎朝、起床から家を出るまでがコミュニケーションの時間となります。
それでも、朝は子どもの保育園の準備やら自分の支度で重要な会話はほとんどできません。
ですから、たまに夜更かしをする深夜など会話ができるタイミングで子育ての方針を確認するようにしています。
(もちろん、私たちは完璧なではなく衝突することも多々あります、、、)
子育てについてどんな話をすれば良いか困るようであれば、パートナーの育児のグッドポイント褒めてあげるのはいかがでしょうか?
- ○○の時の注意の仕方が参考になったよ
- 昨日のおかず、子どもたちが美味しそうに食べていたね
- 毎朝、保育園の支度をしてくれて助かってるよ
もちろん、嬉しいことだけでなく、辛いことも共感しあえる関係を作りましょう。
子育ての悩みはママ友、パパ友よりもパートナーに理解、共感/共有してもらうことで半減すると思っています。
そのためには、必ずしも長い時間をかける必要はなく、たとえ短い時間でもfacetofaceで話すのが良いと思います。
話題は仕事のことでもいいのです。
お互いの顔色や表情を見合って、心身の疲れがないか、困っていることはないか、まずはあなたからパートナーに声を掛けてみませんか。
皆さまとご家族の皆さまがますます光り輝きますように。
ありがとうございました。
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