【子育て】子どもの言葉遣いが悪いときは叱らない

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こんにちは。井上りかです。

保育園、幼稚園の年中さんになると、意思疎通もスムーズになり、言葉の表現も増えてきて、(少し寂しいけど)言い間違いも減ってきて、、、赤ちゃんの雰囲気は完全になくなり、立派なお姉ちゃんお兄ちゃんになっていく子どもたち。

先生や親がいなくても子どもたち同士でコミュニケーションが弾みます。

それはとても喜ばしいことですが、、、

「お前!」「黙れ!」「くそばばぁめが!」「〇〇やれよ!」「〇〇してんじゃねーよ!」

私の息子が実際に私に向かって言った言葉です。

いつの時代も、ママやパパを困らせる「悪い言葉」。避けられる方法があるのであれば避けたい「悪い言葉」ですが、その一方で、「悪い言葉」を知ることにも大切な意味があります。
子どものうちは、ママやパパの知らないところでおともだちや家族に対して言ってしまうことがあるかもしれませんね。子どものうちは「悪い言葉」も社会勉強のひとつになりますが、遣い続けることで、将来、確実に”社会的に孤立”してしまいます。

そうならないためにも、ママやパパができる対処について考えました。

この記事を最後まで読むと、
・子どもたちが「悪い言葉」を遣う理由がわかります。
・「悪い言葉」の意外な矛先がわかります。
・子どもの「悪い言葉」への対処方法がわかります。
<目次>
1.子どもが「悪い言葉」を遣ってしまうたった二つの理由
2.「悪い言葉」で傷つくのは誰?
3.子どもが悪い言葉を遣ったときは叱らない
◆まとめ

1.子どもが悪い言葉を遣ってしまうたった二つの理由

あなたのお子さんは悪い言葉を遣いますか?どんな時に遣いますか?

・保育園や幼稚園で覚えて、おともだちと戯れの中でおもしろおかしく言い合っている。

・テレビ、ゲームで覚え他のでさっそく遣ってみた。

・すご〜く欲しいオモチャやお菓子を買ってもらえなくて激怒したとき。

・ママ、パパが自分の希望を叶えてくれなくてムカついたとき。

などなどありますよね。「悪い言葉」を使う理由、それはたったの2つです。

”新しい言葉を覚えたからとにかく言ってみたい”

”ムカつく相手を負かしたい”

特に、お姉ちゃんやお兄ちゃんがいるおともだちは、みんなが知らない言葉を知っていたりして、とにかくカッコイイんですよね。そんな言葉を遣っているおともだちがなんだか強くてカッコよく見えるから、自分もそれを言って強く見せつけたいのですよね。

でも、実際にムカッときてママやパパに言ってみて気付くのです。

あ、なんか言っている自分が嫌な気持ちだ、、、

4、5歳で日常生活で日本語を遣っている子どもたちであれば、『ばばぁ』も『くそ』も悪い言葉だという認識ができています。
自分の周囲で、人を傷つけるのにそういった言葉が飛び交う場面を見ているからです。言われている人が悲しい顔になったり、怒ったりしているのを見ているからです。

このように、多くの場合は

「悪い言葉」+”悲しい気持ち””ムカッとする気持ち”

をセットでインプットしているのです。道理で、ここぞという時にママやパパを意のままにムカッとさせることができているわけですね。

2.「悪い言葉」で傷つくのは誰?

あなたは「悪い言葉」に対してどんな印象をお持ちですか?

・言われたら当然傷つく

・自分とは関係ないところで「悪い言葉」が行き交っているだけで嫌な気持ち

・子どもに遣って欲しくない

・ムカつく相手をやり込められたらスッキリする

・小説やドラマで見聞きする分には嫌な気持ちにはならないし、知っておくことにも意義がある

私個人は「悪い言葉」を知るからこそ「良い言葉」に感動したり、「良い言葉」でほかの人を幸せにすることができる、と思っています。

ちなみに、

「悪い言葉」は自分を傷つける言葉

です。もし、意味も分からず遣っているのはでなくて、”ムカつく相手を負かしたい”ときは、言っている本人が一番傷ついています。

なぜならば『人間の脳は主語を認識できない』からです。

つまり、自分が相手に言った「くそばばあ」や「うるせー」という言葉を相手だけでなく自分もそうなんだと脳は認識してしまうのです。
さらに、その背景に”ママ、ちょームカつく!ほんとウザイ!”という気持ちがあれば、その気持ちも自分の脳は自分に対する感情だと受け取ります。そして、言った本人は思うのです。

”あー相手が傷ついて清々したぁ”

ところが、あとで冷静になった時に思うのです。

”言いすぎたな、ママのことズゴイ傷つけちゃったな。ママがすごい悲しい顔していたな。”

小さなお子さんをお持ちのママやパパは、ダメだとわかっていてもお子さんに「悪い言葉」で怒ったりして、ものすごーく悲しい気持ちになったことはありませんか?
私は不本意ながらたまにあります。

そんなときに一番傷ついているのは、そう、ママやパパなのですよ。

こういう風に、堪えきれずつい「悪い言葉」で怒ってしまった時は、その後がとても大切です。

『ごめんね。〇〇ちゃんを傷つけちゃったね。ママ(パパ)も〇〇ちゃんを傷つけて悲しい気持ちになったよ。言ってはいけない言葉だね。』

すぐに心から謝りましょう。そして、どうして怒鳴ってしまったのかをちゃんと説明してあげましょう。

『〜してほしかったんだ。けど、〇〇ちゃんがなかなか〜してくれなくてイライラしたんだ。
 難しかったかなぁ?ほかにもいっぱいやることがあったんだね。』

かわいいお子さんに「悪い言葉」で怒りたいママやパパなんていません。ただ、万が一、言ってしまったら、”嫌な気持ち”になってしまったことをお子さんにしっかりシェアしましょう。

3.子どもが悪い言葉を遣ったときは叱らない

叱らない、なんて、、、そんなんじゃ子どもを躾けられないじゃない!?

叱ることはとても大切ですが、その前に、ぜひ叱らずにお子さんと会話をすることをおすすめします。なぜかと言うと、叱る言葉の調子によっては「悪い言葉」と同調になってしまい、その効果があまり期待できません。

ポイントは下手に出ることです。弱い者が傷つくということを肌で実感してもらうことです。

『くそばばぁめが!』

帰宅後に手洗いうがいをなかなかしない息子を洗面所で急かしていると、息子が私にこう言いました。突然言われたので多少驚きはしましたが、息子が一瞬申し訳なさそうな表情をしたので、落ち着いて悲しい表情をして聞きました。

『そんなことを言ってどんな気持ち?』

その時に息子は

…(『くそばばぁめが!』と言ってしまい)イヤな気持ち

と答えました。私の息子は不慣れな「悪い言葉」を言ってしまったので、多少オドオドしていた様子でした。でも、明らかに”ムカつく相手を負かしたい”という意図があったようです。その時に私はすかさず

〇〇(息子の名前)がイヤな気持ちになるのはおかあさんイヤだな。
だから、もう言わないでね。

と言いました。ちなみに、この後も、私にムカッときた時は『くそばばぁ』とか『お前、うるさい!』とか言います。笑
でも、繰り返し息子の気持ちを聞いて、私の気持ちを伝えます。擦り込むように繰り返します。

イヤな気持ち”答えられたら、ちゃんと褒めてあげることが大切です。

エライね!ちゃんと気持ちが言えたね。
「悪い言葉」だと分かっているなんてすごく優しいね!

と、ここまでは、すんなりと聞いてくれるパターン。

ママ、パパが手こずるのは「悪い言葉」が身に染み付いてしまって、ムカッときたら反射的に『くそばばぁ!』『うるせー!』となるお子さんの場合ですよね。

基本は同じです。とにかく、根気よく「悪い言葉」を言ってイヤな気持ちになることを自覚させることが大切です。これまでお子さんの「悪い言葉」に対して『ママにそんな口の利き方をするな!』『それは悪い言葉だ!』とつい感情的を込めて叱っていたママ、パパが落ち着いた声で

『そんなことを言ってどんな気持ち?』

と聞いてあげると、お子さんはその温度差に驚きます。温度差に合わせられるのには時間がかかると思いますが、お子さんの怒りの熱が落ち着くのを待ちましょう。ママ、パパは悲しい表情で黙って待ちましょう。

保育園、幼稚園の年少〜年長さんの年代であれば、ママ、パパの沈黙にそう長い時間は耐えられないと思います。

そして、お子さんがちゃんと自分の気持ちを答えられたら、それがどんな答えであったとしても、褒めてあげましょう。

『うるせーくそばばぁ!』

『ムカつくんだよ!』

ひょっとしたら↑こんな答えかもしれません。でも、それがその時のお子さんの気持ちです。(よく言えば、素直!?)

『そうか、それが〇〇ちゃんの気持ちなんだね、わかったよ。ママにムカっときていたんだね。ママはどうすればよかったのかな?』

『怒っていた理由がよーくわかったよ。でも、ママ(パパ)は〇〇ちゃんに”お前”とか”うるせー”と言われてすごく悲しいよ。”お前”って言うと気持ちがいいのかな?』

おそらく、はじめのうちは答えられないですよね。

それでもいいのです。ママとパパなど育児にかかわる人が、根気よく同じ姿勢でいること、繰り返し”言われて悲しい気持ち”を伝えて、”どんな気持ちか”を問い続けるのです。
この繰り返しで、

「悪い言葉」+”悲しい気持ち””ムカッとする気持ち”

を再インプットしましょう。

◆まとめ

いかがでしたか?

私は言葉に気をつけていても、カッとなって耐えられなくなった時に息子を「悪い言葉」で怒っていました。息子を傷つけてしまい、私はいつも悲しい気持ちと後悔で自己嫌悪でした。
今でもイラッとすると、喉元まで「悪い言葉」が湧き上がってきます。
そんなときは、目を閉じて一つ大きな深呼吸をします。

「悪い言葉」は自分を傷つける言葉

少なくとも本投稿をご覧くださっているママ、パパはこの事実を認識されたと思います。
自らを傷つけないよう”社会的に孤立”してしまうことから子どもたちを守るためにもママやパパとのコミュニケーションの中で「悪い言葉」と嫌な気持ちをセットで覚えさせましょう。

「悪い言葉」+”悲しい気持ち””ムカッとする気持ち”

子どもたちはみんな純粋で優しい心を持っています。生まれてきてくれた時にママとパパにどれだけの喜びを与えてくれたことでしょう。ですから、今日からは

お子さんが優しく逞しく育つ素晴らしい言葉をたくさん掛けていきましょうね!

profile43626acworksさんによる写真ACからの写真

あなたとご家族の皆さまがますます光り輝きますように。

ありがとうございました。

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